仙台人が仙台を好きになるブログ(熊谷屋ブログ 駄菓子屋さんです。)

2013年1月8日のアーカイブ

三居沢不動尊 冬の大滝

2013/1/28

今季の冬は昨年12月より度々の雪で降っては積もり雪かきしてはまた積もり、例年にない雪の多い年となった。
逆にいえば、ここ数年は暖冬で雪はほとんど積もることはなかった。せいぜい2月〜3月にある程度降るぐらいだ。(仙台市内)ドカ雪とも言えないほどの量の雪。これに慣れてしまったのか、今年みたいのが正常なのか。
それはさておき、三居沢にある不動尊裏の大滝が凍っていると聞いたので行ってみた。市内で見れる凍った滝はここだけだろうか。水量が多くてもここまで凍ることはなく、また少なすぎても綺麗さに欠ける。絶妙なな水量がこのような芸術を作り上げたのでしょう。

この大滝は大きく湾曲した断崖から流れ 落ちるさまはは全国的にも珍しいといわれているが、見た感じでは確かに湾曲しているようだが、珍しいのかどうか私にはよくわからないです。


別な日に違う角度から見たら実は滝が二段になっていたんですねぇ、一度少し落ちたところが湾曲して窪んでいてそこからさらに十数メートル落ちていっているんですね、おそらくこの形状が珍しいのかと…。
三居沢は日本初の水力発電、東北初の発電所で、しかも現役で稼働しているという素晴らしい施設があります。


また、子供たちが交通ルールを学ぶための交通公園があり、春には桜並木がとても綺麗です。
書きたいことはたくさんあるのですが、どれもすごすぎてたくさん盛り込むと中途半端になるのでまたの機会に取り上げたいと思います。


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梅に鶯、本当はメジロのことだったの!?

2013/1/23

熊谷屋では春に先駆け今、うぐいす餅を販売していますが、うぐいす餅はその鮮やかな緑のきな粉が特徴です。

さて、みなさんは本物のうぐいすってすぐにイメージできますか?
羽は鮮やかな黄緑がかった緑色で春に♫ホーホキェキョーと啼く…
そんなイメージをもたれてるのではないでしょうか。
実はうぐいすって見た目がけっこう地味なんですよね、鮮やかとはほど遠いくすんだ色をしているんです。

うぐいすでちょっと調べてみたところ、「梅に鶯」という言葉がありますが、この鶯とは実はメジロの間違いだったという説がありました。メジロは目の周りが白いのを除いてはまさにみなさんが浮かべるイメージにぴったりなのです。だから間違えても仕方がないとも解釈できます。
また、花札に描かれているうぐいすもメジロの色に似ています。
しかしながら、はたして本当に単なる間違いなのでしょうか?
いくつかの説を照らし合わせて自分なりに解釈すると、そんな簡単に間違うものか?と思います。
メジロは「ホーホキェキョー」とは啼きません、また、花札のうぐいすは目が赤いです。花札に描かれているうぐいすは恐らく実際の色では派手さに欠けるので装飾しているのでしょう。
日本絵画で「梅に鶯」と題される作品を見ると確かに鮮やかな色をしたものもありますが、恐らく手をくわえたもので、ほとんどのものが写実的な色で表現されているのがわかります。
そもそも「梅に鶯」の言葉の意味は「梅と鶯は取り合わせがよい」ことです。
だから、この「梅に鶯」という言葉のうぐいすはメジロではなくうぐいすなのです!
と言い切りたいところですが、さらに調べてみると梅に蜜を吸いに来るのはメジロであって、藪の中で昆虫を食べるうぐいすは梅の木で見ることはほとんどない…らしい。
実際、梅の木にとまっているかどうかは別として、春になると庭先でうぐいすの啼き声が聞こえ春を感じるのも確かだ。我が家には梅の木はないが梅の盆栽はあるので家の中でその啼き声を聞きながら梅の木にうぐいすがとまっている姿を勝手に想像するのであった。
ともあれ、うぐいすは春告鳥とも呼ばれ、啼き声を聞くと春が来たのだなぁと感じるものだ。
「梅に鶯」
それでいいじゃないか。

 


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平成25年出初式

2013/1/11

平成25年1月6日に仙台市の出初式が行われました。
今年は6日が日曜日だったため朝から寒い中、見に行くことができました。
市民広場へ到着するとすでに式は始まっており、ちょうど観覧行進が行われていて各消防団、各隊員等の行進、それから30台の消防車両の行列、そして空にはヘリコプター。
春日町の方から順番を待つ消防車両は市役所前を通り県庁方面へと走っていきましたが、
その際スムーズに車を流すために信号を青のままにしてたようです。


乱入してきたわけじゃありません、バイク隊です


消防音楽隊

春日町方面よりぞくぞくと消防車両が

県庁方面へと抜けていきます


その後は仙台市長の式辞、表彰、祝辞とが続き、
消防音楽隊とカラーガード隊のドリル演技が披露されました。
(余談ですがカラーガードっていうんですね旗を振って舞うの。それとドリルという言葉初めてしりました。楽隊と演舞が交わるからドリルなんですかね…)


そしていよいよ待ってました、伝統階子乗り!
(またしても余談ですが「はしご」と普通にキーボードで打つと「梯子」と変換されますが「階子」と表記するのはなにかこだわりがあるんでしょうね)
階子の下方、上段・中段・下段に分かれてそれぞれの隊員たちが鉤のついた道具で支える。
たったこれだけで階子の上でのさまざまな動きを支えているなんてすごい!


見事なポーズ!



火の用心

市役所に戻り、建物の上からレスキュー隊員の訓練の一環としてのロープで上階から降りてくるところを披露。
シャッターチャンスを狙ってのんびり構えていたら、あっというまに下までスルスルッと降りてしまいました(笑)

そして圧巻の放水車と隊員による一斉放水!
(やっぱり写真で見るのと目の前で見るのとでは迫力が違いますねぇ)

(気が付いたら写真213枚も撮っていました!)

出初式の由来

 明治27年5月、明治10年以来の町火消が生まれ変わり、新しい組織として180人の公設消防組織が仙台に設置されました。
 翌年1月4日、宮城県庁前において、消防組員の心意気を示すと同時に、士気を鼓舞し、一年間の安全と奮闘を誓い合う目的で、仙台消防組出初式が初めて行われました。
 その後、ある時は広瀬川両岸で、青葉通あるいは定禅寺通で、西公園でと場所を変更して行われましたが、昭和40年代に入ってからは市役所前で行われることが恒例となり、現在に至っています。

<補足>
しかしながら伝統階子乗りは後継者不足を理由に一時期途絶えてしまいました。そして再び昔の古き伝統を復活させようという気運が高まり、ちょうど青葉祭りが再開された昭和60年頃から伝統階子乗りも同じく再開されたそうです。
やはり実際見て感じましたが良いものは残していくべきだと思いました。写真や映像では伝わらない心意気が感じられます。

 


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DATE FM デリラジに出ました

2013/1/8

1月8日、友人の匠一級建築士事務所の鹿志村君より紹介を受けてDATE FMのJ-SIDE STATION内、デリラジ(外からの中継)に出ました。
その中の「ひととひとをつなぐ宮城探訪」というコーナー(PM3時頃)で、これは宮城県内の人を紹介制で次々とつないでいくというものです。
レポーターの庄子久子さんはほんわかした感じで話しやすかったのですが、いざ本番となると緊張してしまい自分でも何を言ってるのかあたふたしてしまいました(笑)
お店の中でお話をさせてもらったあと、お店の前でうちの子を交えて庄子さんと一緒に記念写真を撮りました。

私が次につなげるのは福田町にあるお米を扱う岡部商店さんの岡部君です!
聞いてくださった皆さんありがとうございます。
事前に告知しようかとも思いましたが、なんとなく恥ずかしくって…、すみませんでした。


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伝統的な門松

2013/1/2

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
さてお正月飾りの一つと言えば門松ですが、よく見かけるのお正月の門松は下の方に松があって真ん中にど〜んと竹が立っているのが普通ですね。たまに梅があったりして…。
そしてその竹は斜めに切られて節が見え、ちょうどそこが笑ったように見える。
この竹は寸胴型で真横に切ったものもある。
斜めに切ったものは「そぎ」と呼ばれ徳川家康が始めたもの。三方ケ原の戦いで家康が敗北後、この次は武田信玄を斬ってやるという意味を込めて作らせたとか。
ということは昔の門松はどういうものだったのか?
江戸では竹の部分が根元からそのまま先端まで挿してあり建物の二階くらいまでの高さだったそうです。
またこれは地域によっても多少異なる形をしていたのでしょう。
仙台は伊達の門松はどういうものだったのでしょうか。
今年はこれが文学館と瑞鳳殿、そしてレプリカを博物館、榴岡の歴史民俗資料館で見ることができるんです。
私は一足先に年末に文学館に行って見て来ました。

シンプルですが迫力を感じられます。
ちなみに瑞鳳殿のはもう少し高さがありそうです。

しめ縄の部分

土台の部分

わかりづらいですが栗の木を軸にしていて、そこに大きな松の枝と3mほどの竹笹を結わえてあります。

1960年辺りまではわずかにこのような門松が残っていたそうです。
これらの材料は泉区根白石の農家8軒が毎年献上していたとのことだ。
瑞鳳殿の門松(読売新聞より)

 


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