仙台人が仙台を好きになるブログ(熊谷屋ブログ 駄菓子屋さんです。)

伝統的な門松

2013/1/2

あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いします
さてお正月飾りの一つと言えば門松ですが、よく見かけるのお正月の門松は下の方に松があって真ん中にど〜んと竹が立っているのが普通ですね。たまに梅があったりして…。
そしてその竹は斜めに切られて節が見え、ちょうどそこが笑ったように見える。
この竹は寸胴型で真横に切ったものもある。
斜めに切ったものは「そぎ」と呼ばれ徳川家康が始めたもの。三方ケ原の戦いで家康が敗北後、この次は武田信玄を斬ってやるという意味を込めて作らせたとか。
ということは昔の門松はどういうものだったのか?
江戸では竹の部分が根元からそのまま先端まで挿してあり建物の二階くらいまでの高さだったそうです。
またこれは地域によっても多少異なる形をしていたのでしょう。
仙台は伊達の門松はどういうものだったのでしょうか。
今年はこれが文学館と瑞鳳殿、そしてレプリカを博物館、榴岡の歴史民俗資料館で見ることができるんです。
私は一足先に年末に文学館に行って見て来ました。

シンプルですが迫力を感じられます。
ちなみに瑞鳳殿のはもう少し高さがありそうです。

しめ縄の部分

土台の部分

わかりづらいですが栗の木を軸にしていて、そこに大きな松の枝と3mほどの竹笹を結わえてあります。

1960年辺りまではわずかにこのような門松が残っていたそうです。
これらの材料は泉区根白石の農家8軒が毎年献上していたとのことだ。
瑞鳳殿の門松(読売新聞より)

 


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