仙台人が仙台を好きになるブログ(熊谷屋ブログ 駄菓子屋さんです。)

2015年10月29日のアーカイブ

季節外れの青森ねぶたを見てきました

2015/10/29

全菓連東北・北海道会議が青森市で行われました。
このブロック会議は毎年持ち回りで来年は岩手県再来年は宮城県、その翌年は北海道となっています。

私は宮城県菓子工業組合、常務理事として初めて会議に参加させていただきました。

議題としては2017年に開催される三重県の全国菓子博覧会についてと法改正による組合企業に影響する事柄の確認などでした。特に成分表示や栄養表示は零細企業でなくてもとても負担が大きくいかに軽減するかというものが説明され、お客様や百貨店のご理解も賜りたいところであります。

菓子博についてはお伊勢堂さん菓子博ということで成功に向けて各県の意見が交わされました。







幸いにも会議前に早く青森駅に到着することができましたので少しだけ観光をすることができました。

青森駅に隣接するねぶたの家(ワ・ラッセ)に向かい、青森のねぶたを見ることができました。菓子屋というもの世間がお休みの時が忙しい時で七夕も例外ではなく、その時期に行われる東北の夏祭りは一切見に行くことは叶いません。ですのでこの機会にねぶたを見ることができてとてもよかったです。一生見れないと思っていましたから。











次に三角状の建物(青森県観光物産館アスパム)の物産館に移動し13階で食事をした後、1階でお土産を購入しました。やはりリンゴ関連の商品が多かったです。
写真は三角状の側面から撮ったものです。



最後に青函連絡船の八甲田丸を外から見学して、おそらく当時現在の青森駅から貨物車両が船に入る線路、いわゆる引込み線を見学しました。




この先が八甲田丸の後部につながる。

日帰りでしたがとても有意義な時間を過ごすことができました。


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柏木ふれあいまつりでへくり沢の研究発表

2015/10/10

柏木市民センターで「柏木ふれあいまつり」が10月4日に開催され、外では屋台で飲食ができ、体育館ではステージで踊りや中学生の琴の演奏などがありました。
また館内では各サークルの発表に混じり、へくり沢の地形模型とジオラマも展示されました。










柏木市民センターは元仙台高校跡地にある市民センターです。体育館は街の中ではけっこう広いのではないでしょうか。会議室も十分な広さがあり、そこでへくり沢を中心とした昭和33年の地図をもとに作成した地形模型と八幡小学校界隈とへくり沢の昭和12年ころのジオラマ模型を展示しました。







地形模型は2014年の2月から有志8名ほどで半年かけて作ったものです。厚さ3mmのスチレンボードに昭和33の仙台の地図を写したものを数十枚用意し地道にカッターで切り、重ねていったものです。これでより立体的に地図を見ることができ、へくり沢の崖の深さを目で確認することができます。

ジオラマ模型はさらに対象地域をクローズアップし八幡町の春日神社入り口にある今野氏の昭和12年ころの記憶をもとに描いた絵を参考に作成しました。模型は単に地形ばかりでなく当時の建物により近づけて作りました。また田んぼや畑、その他の木々も記憶をもとに細かく再現いたしました。
当時を知る人にとってこの模型はとても懐かしいものなったでしょう。


このジオラマは地形模型完成後に着手し、これも半年くらいかかり2015年の春に完成しました。最初市電は複線で作製したのですが、この年はまだ単線だったとの意見から複線から単線へ付け替えたりして細かいところまでこだわっています。

作製に関わった受講生の我々は素人ながらに今まで学んできたことを活かして来場者に解説・説明をしました。

熊谷屋ブログも参考として並べさせていただきました。




こちらは蒲生の地形模型で宮城野区中央市民センターのみなさんが作成したものです。 




我々は単にこれらのものを作ってきただけではなく、それの前には3回の講義と1回の現調をしてへくり沢について学び調べてきました。
講師の方のお話だけではなく、今野氏の昔の記憶や受講生メンバーで地元の方の記憶の話や地質に詳しい先生などの話も交えてとても貴重な事柄を知ることができました。これは講座に参加したり本で調べたりするだけでは知り得ない貴重な情報でした。 


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