昨日、岩手県は一関の蔵ホテルにて和菓子講習会があり参加してきました。
これは主催が岩手県和菓子協会だったのですが、
なぜ岩手県の講習会に行ったかといいますと、
岩手県和菓子協会の現会長が一関の松栄堂の社長で
松栄堂は私が若いころお世話になっていたところでありました、
そこで社長のお声掛けで講話を聴くとともに今回の講師である鎌田先生のお手伝いをさせていただいたのです。
その際先生に直接質問などできてとても有意義な時間を過ごすことができました。
また松栄堂の工場内で講習前日に準備を行なったので昔の同僚とも一緒に作業ができ昔に戻ったような感じも覚え懐かしく楽しく過ごすことができました。
鎌田先生の実演の様子
お話の内容は、小豆の話、焼き菓子などいくつかの和菓子の作り方と紹介、
そして練りきりの実演。
茶会を意識した季節の練り切り菓子、表現の仕方、色の使い方、作業性、材料について、道具について…いろいろと学ぶことが多かったです。
このような講習会はなかなかないのでとてもためになりました。またこのような機会があれば是非参加したいですね。
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講師プロフィール:鎌田克幸
北海道出身 現67歳
昭和43年 日本菓子専門学校卒業
神田 ささま、広島 虎屋勤務
昭和50年 日本菓子専門学校教師 35年勤務
平成22年 日本菓子専門学校講師就任
日本菓子協会東和会運営本部長・編集部長
全国菓子研究団体連合会事業部長(技術コンテスト担当)
選・和菓子職審査員。荒井賞選考委員。
講習 フランス、ドイツ、スイス、イタリア、アメリカ、韓国、台湾和菓子講習
賞 厚生労働大臣賞 日本菓子協会東和会会長賞
著書 飾り菓子十二カ月 製菓衛星師・菓子技能士受験問題集
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講習が終わり、一関の駅に行ってみました。
ここで見たかったのは「大槻三賢人」の銅像。
三世代にわたる一関の賢人で、なかでも大槻文彦は祖父に仙台藩の支藩一関藩出身の大槻玄沢(同じく三賢人の一人)をもち日本初の近代国語辞書を編纂し、また編著『伊達騒動実録』は伊達騒動の基本資料となっている人物です。
また仙台一高の初代学長でもあり仙台にもゆかりがあります。
ちなみに父の大槻磐渓は仙台藩の藩校、養賢堂の学頭でした。
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