仙台人が仙台を好きになるブログ(熊谷屋ブログ 駄菓子屋さんです。)

カテゴリ:独り言

仙台歴史民俗資料館にて特別展「おやつ~今や昔の甘味事情~」

2013/4/1

仙台歴史民俗資料館で開催中の「おやつ~今や昔の甘味事情~」を日曜日に見に行きました。
先週茶話会があって、あとでゆっくりと展示を拝見しますねと言ったものの、夕方4時ごろ到着しました。

そそくさと展示室に向かい、展示物を見ました。
我々のような菓子職人の紹介やお菓子の他、おやつと言えるものを様々展示していました。



そうだね、焼きおにぎりもおやつだったね、果物もおやつだったね。おやつってお菓子だけじゃないものねぇ…などと思いながら見ていました。
私の子供の頃のおやつと言いますと自分家のお菓子はもちろんなのですが、小学生の頃はよく友達と近くの駄菓子屋(一銭店屋)に行き少ないお小遣いを持って吟味しながらお菓子を買って食べた記憶があります。
その店も低学年のうちに店を辞め当時ではかなり早いコンビニ(サンクス)
に変わりました。
その後は小学校の裏にあった駄菓子屋でチェリオを飲んだり三色トリオ(アタリ付きアイス)を買っては当たり棒を交換してもらいました。それと当時はガチャガチャでキンケシ(キン肉マンの消しゴム)が流行っていたっけな。
遠足の時に自分でおやつを用意するようになってからは春日町の駄菓子屋(ファンシー文具なども取り扱っていた)で少ない金額でたくさん買って荷物の半分以上はお菓子で友達にびっくりされた。(笑)
あらためて思い返すと懐かしいなぁ。
館長さんへ
展示室に人気のおやつアンケートを記入するところがありましたが、うちの子供に仙台駄菓子を2票入れさせたので無効にしておいてください(笑)

そのあと昔のオモチャのある部屋で子供と夢中になっていたらあっという間に閉館時間になってしまいました。
4月17日まで開催しているので興味のある方、お時間のある方はぜひご覧ください!
またおもしろい企画がありましたら行きたいと思います。

 


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特別展「おやつ~今や昔の甘味事情~」

2013/3/27

平成24年11月17日(土)~平成25年4月14日(日)まで仙台歴史民俗資料館にて特別展「おやつ~今や昔の甘味事情~」という展示がされています。
その期間中のイベントとして茶話会「仙台駄菓子のお話~菓子職人さんを囲んで~」が3月23日に行われました。
今回熊谷屋の職人として私が呼ばれたわけですが、なんと参加者の皆さんは20名も来てくださいました。
中には虎屋文庫の方もいらっしゃいまして、びっくりしました。
会は熊谷屋の仙台駄菓子を8種類ほど資料館側で用意していただきそれらをお茶と一緒につまみながら話を聞くスタイルで、私は学芸員の畑井さんと会話形式でお話を進めていきました。
ちなみにその際に出た仙台駄菓子は「うさぎ玉」「うめぼし」「ゆびわ」「ハッカ」「黄金」「こうせん」「黒パン」「しぐれねじり」。
このように皆さんの前で講話をするのは不慣れではありましたが、学芸員の畑井さんの進行のおかげで楽しく過ごすことができました。



途中参加者の方々からいくつか質問もいただき、中には昔購入したささらあめを今も大切に冷凍庫で保管していらっしゃるという方もおられました。大変うれしい限りです。
企画展示物についてはあとでゆっくりと見に行きます。
4月14日まで行われているのでみなさんもぜひ見に行ってください。

 


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梅に鶯、本当はメジロのことだったの!?

2013/1/23

熊谷屋では春に先駆け今、うぐいす餅を販売していますが、うぐいす餅はその鮮やかな緑のきな粉が特徴です。

さて、みなさんは本物のうぐいすってすぐにイメージできますか?
羽は鮮やかな黄緑がかった緑色で春に♫ホーホキェキョーと啼く…
そんなイメージをもたれてるのではないでしょうか。
実はうぐいすって見た目がけっこう地味なんですよね、鮮やかとはほど遠いくすんだ色をしているんです。

うぐいすでちょっと調べてみたところ、「梅に鶯」という言葉がありますが、この鶯とは実はメジロの間違いだったという説がありました。メジロは目の周りが白いのを除いてはまさにみなさんが浮かべるイメージにぴったりなのです。だから間違えても仕方がないとも解釈できます。
また、花札に描かれているうぐいすもメジロの色に似ています。
しかしながら、はたして本当に単なる間違いなのでしょうか?
いくつかの説を照らし合わせて自分なりに解釈すると、そんな簡単に間違うものか?と思います。
メジロは「ホーホキェキョー」とは啼きません、また、花札のうぐいすは目が赤いです。花札に描かれているうぐいすは恐らく実際の色では派手さに欠けるので装飾しているのでしょう。
日本絵画で「梅に鶯」と題される作品を見ると確かに鮮やかな色をしたものもありますが、恐らく手をくわえたもので、ほとんどのものが写実的な色で表現されているのがわかります。
そもそも「梅に鶯」の言葉の意味は「梅と鶯は取り合わせがよい」ことです。
だから、この「梅に鶯」という言葉のうぐいすはメジロではなくうぐいすなのです!
と言い切りたいところですが、さらに調べてみると梅に蜜を吸いに来るのはメジロであって、藪の中で昆虫を食べるうぐいすは梅の木で見ることはほとんどない…らしい。
実際、梅の木にとまっているかどうかは別として、春になると庭先でうぐいすの啼き声が聞こえ春を感じるのも確かだ。我が家には梅の木はないが梅の盆栽はあるので家の中でその啼き声を聞きながら梅の木にうぐいすがとまっている姿を勝手に想像するのであった。
ともあれ、うぐいすは春告鳥とも呼ばれ、啼き声を聞くと春が来たのだなぁと感じるものだ。
「梅に鶯」
それでいいじゃないか。

 


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租税教室指導者研修会

2012/10/19

法人会で、租税教室指導者研修会のオブザーブに参加してきました。 小学校の児童や中学校の生徒に向けて租税教室をする時の指導者研修です。 話し方、話す内容、興味をもたせるための工夫などいくつかポイントを教わりました。 その中の教材のDVDで「マリンとヤマト 不思議な日曜日」というアニメを見せるのですが、 なるほど、「もし税金がなくなったらどうなるのか…」 かなり極端な話ですがいろいろと不便なことが起こるということが理解できます。 税金がなかったら小学校の月謝はいくらでしょう? ①3万円 ②5万円 ③7万円 正解は! ③7万円 いつか、市内の小学校に行くかもよ! ←ポチッと押してください!
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連続真夏日18日新記録

2012/9/7

8月の19日から続いた連続真夏日の記録、 9月5日に新記録を更新して、翌6日のお昼に降った土砂降りで更新がストップしてしまいました。 …しまいました、というか、これがよい記録なのか悪い記録なのか判断に困りますが、 やっぱり夏は夏らしく暑くないとダメだよね、 でも暑すぎても体力が消耗したり、水不足になったり、電力の消費量が高くなったり…、 でも記録更新はスゲーっと思ってしまう(笑) まぁ、でもよく考えてみると19日連続?たったそれだけ? もっと長かったでしょうよ!という印象が強い。 仮に途切れていたとしても一日二日くらいだろう。 でも実際確認してみると意外なことに… 【画面を大きくする】 七夕以降少し暑さがやわらいだなという記憶はあるが、お盆あたりからまた暑くなったという印象。 だけど意外と27℃の日もあったんですね。 いずれにせよ体感気温は常に真夏日(笑) ちなみに私の記憶だと2007年08月16日に仙台観測史上最高の37.2度を記録したとか… ←ポチッと押してください!
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ロケ撮影の様子

2012/8/9

8月9日熊谷屋で撮影が行われました。 撮影したものはささらあめ、ささらあめを作っている作業風景とお店でお客さんがささらあめを買いに来るという場面。 実は2年ぐらい前からこの話はあったのですが、昨年の震災で時期が延びてしまいました。 昨年、平成23年2月10日~4月3日に東京の目黒美術館で『「包」日本の伝統的なパッケージ』という展示会がありました。 わたしも行きたかったのですが残念ながら3.11の震災のため叶いませんでした。会は非常に盛況でとても貴重な展示ばかりだったようです。 そこでこの展示会に協力もなさっていたプローブの押切さんよりお話をいただいてぜひささらあめを映像に残したいということで今回の撮影となったわけです。 さきほどのささらあめの写真は40年以上前に岡秀行さんというかたが撮られた写真です。 残念ながらそこで展示されたもののほとんどは倉庫に雑にしまわれているか、世界の美術館へと譲られてしまったということらしいです。われわれのささらあめもおそらく今はカナダの美術館にあるのでは?と。もちろん展示はされているかはわかりませんが。 それはさておき、その押切さんが岡秀行先生から伝統的なパッケージについていろいろお話を聞き感銘を受けてぜひ撮りたいと。 さらにはパナソニックの最新式の3Dカメラで撮影したいと。 そして七夕明けの朝から撮影は始まり工場では飴の仕込が始まりました。 煮詰めた飴を冷やし揉んで白くしてから色をつけます。 黄色い光は電熱で飴を温めながら作業するためのものです。 竹に挿してできあがりです。 お店前での撮影風景 ↑お店に浴衣姿の女性が甥っ子を連れてささらあめを買いに来るというシーンを撮るところです。 浴衣の女性は仙台出身でシンガーソングライターのMIUさんです。 そして甥っ子役はうちの末っ子です(・´з`・) たくさんのスタッフに囲まれてうちのチビはびっくりしてすねてしまいなかなか撮影が進みませんでしたが、うまく撮れたか心配です(汗 前日にも場所を秋保に移してイメージ映像をとりました。 こちらを参照してください! http://ameblo.jp/miulog6/entry-11323746478.html ちなみ二日目はこちらも http://ameblo.jp/miulog6/entry-11324494393.html MIUちゃんのブログです。 とてもかわいい子でしたよ、同じ仙台出身としても応援していきたいと思います。 それから8月19日(日)am0:50よりミヤギテレビで映画「さよなら夏休み」地上波が放送することになったそうでそれにMIUちゃんは主演で出てるそうです! 要チェックや! また24時間テレビで8月26日(日)18:40~勾当台公園市民広場にてステージに登場します。[#IMAGE|S3#] ちなみに今回撮った映像は資料として残りますが一般にはなかなか触れることはないでしょう。 それから、ささらあめは復活する予定はございませんのでお間違えの無いようよろしくお願いします。

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和菓子講習会

2012/7/9

昨日、岩手県は一関の蔵ホテルにて和菓子講習会があり参加してきました。 これは主催が岩手県和菓子協会だったのですが、 なぜ岩手県の講習会に行ったかといいますと、 岩手県和菓子協会の現会長が一関の松栄堂の社長で 松栄堂は私が若いころお世話になっていたところでありました、 そこで社長のお声掛けで講話を聴くとともに今回の講師である鎌田先生のお手伝いをさせていただいたのです。 その際先生に直接質問などできてとても有意義な時間を過ごすことができました。 また松栄堂の工場内で講習前日に準備を行なったので昔の同僚とも一緒に作業ができ昔に戻ったような感じも覚え懐かしく楽しく過ごすことができました。 鎌田先生の実演の様子 お話の内容は、小豆の話、焼き菓子などいくつかの和菓子の作り方と紹介、 そして練りきりの実演。 茶会を意識した季節の練り切り菓子、表現の仕方、色の使い方、作業性、材料について、道具について…いろいろと学ぶことが多かったです。 このような講習会はなかなかないのでとてもためになりました。またこのような機会があれば是非参加したいですね。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 講師プロフィール:鎌田克幸 北海道出身 現67歳 昭和43年 日本菓子専門学校卒業 神田 ささま、広島 虎屋勤務 昭和50年 日本菓子専門学校教師 35年勤務 平成22年 日本菓子専門学校講師就任 日本菓子協会東和会運営本部長・編集部長 全国菓子研究団体連合会事業部長(技術コンテスト担当) 選・和菓子職審査員。荒井賞選考委員。 講習 フランス、ドイツ、スイス、イタリア、アメリカ、韓国、台湾和菓子講習 賞 厚生労働大臣賞 日本菓子協会東和会会長賞 著書 飾り菓子十二カ月 製菓衛星師・菓子技能士受験問題集 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 講習が終わり、一関の駅に行ってみました。 ここで見たかったのは「大槻三賢人」の銅像。 三世代にわたる一関の賢人で、なかでも大槻文彦は祖父に仙台藩の支藩一関藩出身の大槻玄沢(同じく三賢人の一人)をもち日本初の近代国語辞書を編纂し、また編著『伊達騒動実録』は伊達騒動の基本資料となっている人物です。 また仙台一高の初代学長でもあり仙台にもゆかりがあります。 ちなみに父の大槻磐渓は仙台藩の藩校、養賢堂の学頭でした。
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  1. 鈴木綾子 より:

    ブログ拝見させていただきました。今度、鎌田克幸先生に練りきり教室をお願いしている者です。チラシを作成するにあたり、御社のブログの画像をお借りしたいのですがよろしいでしょうか。千葉県にて、子育て中の母対象の料理教室を主催している者です。

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かわいい小学生

2012/6/19

本日台風が九州に近づく中、仙台も雨が朝から降っていました。 そんな中、地元の小学校の児童(二年生)が「まち探険」と称して周辺の商店や銀行などをグループでまわってお店の人に説明を聞いたり、質問をしたりして社会学習をしました。 そして、当店熊谷屋にも小学二年生の児童たちがやってきました。 みんな傘をさしたりカッパを着たりして雨の中大変そうでしたね。 (でも雨で中止となるよりは子供たちはそれぞれ楽しめたことでしょう) ひとつめのグループがやってきてごちゃごちゃと質問が矢継ぎ早にむけられてあたふた(笑) ふたつめのグループはけっこうあっさり、いろいろ性格があるんだなぁ。 そして次に来たグループは二人で、また同じように説明しだすとなにやらニヤニヤさっき聞いたよという顔をしてる。 よく見たらひとつめのグループにいた子でした。 「どうしたの?」と聞くと 「雨でカッパが滲みて服が濡れてくるから、カッパを掛けるものが欲しい」ということだそうだ。 大人だったらずうずうしい?ことですが、まぁまぁ小さい子供のすることですからそれはそれでかわいいな。 とりあえずハンガーを奥からひっぱり出してきて二人に渡しました。 教室に戻ったら掛けるのかなと思ったら、 店の中に掛けようと掛けれそうな箇所をさがしてる(えっ!?) 「ここ(自動ドア脇にある紐)にかけようかな~」 「あそこ(おせんべいを陳列するのに入れている籠)にかけようかな~」 あわてて 「おいおい、そこはダメだよ!おじさん持ってるよ。 それで、このあとどうするんだい?」と聞くと、 「次はマリーン薬局に行く予定だから、そのあと戻って取りに来ます」 「あぁ、そうなのね… って、それじゃ余計濡れるじゃない!(汗)」 ということで結局大きな透明なビニール袋を持ってきて頭と腕の部分を切り抜いて中に着せましたよ。 この年頃の子たちは大人が考えもしないことをやりだすからおもしろい。 男の子と女の子の二人でかわいかったなぁ。

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テマヒマ展を見てきました。@六本木

2012/4/27

【美しいものは、いつの世でも お金やヒマとは関係がない みがかれた感覚と、 まいにちの暮しへの、しっかりした眼と、そして絶えず努力する手だけが、一番うつくしいものを、いつも作り上げる】(花森安治)この言葉を想う「テマヒマ展」が本日4月27日から。 ↑この「テマヒマ展」の内覧会に行ってまいりました。 場所は東京六本木ミッドタウン ガーデン内にある会場にて。 この展示会は東北の伝統的な食もつや道具、工芸品などを展示する催し物です。 例えば漆塗りの職人の道具だったり、 干し大根を吊るしたものだったり、 各地方の駄菓子を並べたり…。 そしてうちも取材協力をしたので内覧会に招待されたのです。 残念ながら(笑)陳列された仙台駄菓子は石橋屋さんのものでしたが、他の県の駄菓子も見れて面白かったです。 (石橋屋さんのものですが…こんな感じで並べられてました) 他にリンゴの剪定ばさみや 色とりどりのお麩 外にはリンゴ箱が天高く積み上げられていました。 興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。 →「テマヒマ展」

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写真撮影

2012/4/26

昨日、新しいパンフレットに載せる商品写真等をカメラマンさんに撮っていただきましたが、そちらに立ち合わさせてもらいました。
もちろん先日の金源堂さんの茶器もしっかり使わせてもらいました!

物を撮る、いわゆるブツドリってやつですが、これは思った以上に時間がかかります。
やはりいいものをつくりたいからこだわりを持ちたい。
微妙な位置をズラしてみたり、パソコンで確認したり…、
結局一番時間がかかったのは商品よりも茶器を使ったイメージ写真だったりして…。


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